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藤田記念庭園

今日は秋晴れの良い天気。

市民文化祭の一環でもある四流合同の市民茶会が禅林街のお寺を4ヶ所

貸し切り開催されました。

表千家の素晴らしい先生がお近くにおられ、4月より娘と孫が週1回

お稽古に通い始めました。

娘と孫は市民茶会への参加は今回が初体験です。

娘と孫の着付けをし送り出した後、藤田記念庭園~弘前公園植物園と

散策して来ました。

 

いってらっしゃい!

     お道具拝見の様子

 

藤田記念庭園の大好きな石庭。心が落ち着きます。

 

階段を上る途中、振り返ると岩木山が見えます。

先日の初雪はすっかり消えました。

石段には栗のイガが3~4個落ちていたので上を見上げると大きな

栗の木がありました。

 

 

今年は雨降りが多く、寒暖の差がいつもより少なかったためでしょうか、

モミジの葉に元気がありません。

紅葉前に枯れおちてしまいそうな気がします。

 

岩木山を借景に結婚式の前撮りでしょうか。

白無垢姿の可愛い花嫁さんでした。お幸せに!

ちなみに「白無垢」とは鎌倉・室町時代から着られている婚礼衣装のひとつです。

真っ白な着物で、最も格式の高い婚礼衣装とされています。

その白さは「神聖」を表すととに、「嫁いだ先の家風に染まる」という意味合いを

持っていました。

後者の発想は男性の願望なのでしょうね。

妻を夫の言いなりにする。嫁は姑に従がわせる。

これまでどれほどの女性が心身共に白無垢の花嫁衣裳に忍耐を強いられて

きたことでしょうか。

人権までも奪われかねません。

こんな発想から嫁姑の固執が始まったのかも知れません。

若き女性たちよ、白無垢の意味に惑わされることなくあなたはあなたらしく

人生を謳歌してください!

西暦前1090年頃に書かれた旧約聖書の「ルツ記」には素晴らしい姑と

素晴らしい嫁の関係が書かれています。

「ルツ記」は旧約聖書の中でもっとも短い書と言われていますので、興味のある

方は是非一読をお勧めします。