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天使のはしご

ヤコブはベエル・シェバを立って、カランへと旅立った。
ある所に着いたとき、ちょうど日が沈んだので、そこで一夜を明かすことにした。
彼はその所の石の一つを取り、それを枕にして、その場所で横になった。

そのうちに彼は夢を見た。
見よ。
一つのはしごが地に向けて立てられている。
その頂きは天に届き、見よ、神の使いたちが、そのはしごを上り下りしている。

              創世記28章10〜12節


津軽平野からの岩木山

猿賀神社に向かう途中、天使の梯子に出会いました。
気象現象としては「薄明光線」と呼ばれ一般的には「天使の梯子」が
よく知られています。
ヤコブの梯子、天使の梯子という名称は、旧約聖書創世記28章12節に由来します。

「薄明光線」のほか、別名がたくさんあります。
天使の梯子、 天使の階段、 ヤコブの梯子、レンブラント光線 また、
単に光芒と呼ぶこともあります。
レンブラント光線という名称は、レンブラント・ファン・レインが
これを好んで描いたことに由来します。

その結果、絵画表現上においては、コントラストが強くなり、光の当たる
部分と闇の部分との対比を強調され非日常的な雰囲気や宗教的な神々しさを
表現することに成功しました。

行く途中「 農村景観百選八幡埼地区 」の標識がありました。
今まで気が付きませんでした。

見渡す限り広いリンゴ畑の向こうに岩木山が見えます。


晩年の開高健は、しばしばテレビなどで好んで「レンブラント光線」と
いう言葉を口にし、宮沢賢治はこの現象を「光のパイプオルガン」と表現しています。

岩木山からモクモクと雲が流れてきます。

昨年12月7日、黒石市県産業技術センターりんご研究所で収穫された、ふじ、星の金貨
ジョナゴールド王林の四品種を一個ずつ慎重にブラシとガーゼで磨き、和紙と果物ネットに包み
20キロが宮内庁東宮御所秋篠宮邸など7ヶ所に発送されました。

献上は1928年( 昭和3年 )に始まり、一時中断を経て1959年( 昭和34年 )に再開し、
昨年で72回目です。

今年も美味しいリンゴが沢山収穫できますようにと神さまからの恵みのシャワーが津軽平野
リンゴ畑に降り注がれていました。