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旧弘前偕行社(国の重要文化財)

                     

                      今年のピティナ・ピアノステップの会場は旧弘前偕行社。

          名前は聞いて知っていましたが、今まで一度も訪れたことがないため

           孫のピアノ検定試験日の 前日に下見に行ってきました。

 

  

   ルネッサンス風様式を基調とした建物で木造平屋建で簡明な洋風建築。

  

  第二次大戦後は、財団法人弘前女子厚生学院の所有となり、近年は同学院の

  記念館などに活用されています。

 

  

   ダンスホールのような広いお部屋が明日のピアノ検定試験会場です。

 

    

           規模が大きく要所要所に配された華やかな細部意匠が特徴です。

 

                    

         

              館内の大多数の窓ガラスは気泡が入ったり、波を打っており

              レトロな 雰囲気。

 

 

  この偕行社は明治40年(1907)旧陸軍第八師団の将校たちの社交場

  として建てられました。

 

   

東北地方に残る陸軍関係施設の代表的遺構で陸軍省営繕組織による建築意匠の

展開が示され、津軽を代表する棟梁(堀江佐吉)が最後に建築したことなど

建築的な観点からも保存価値の高い建物です。

 

終戦後、地域医療・福祉分野の先駆者であった故鳴海康仲氏の創設理念に

基づき弘前厚生学院の現校舎として次世代を担う人材育成を行う教育施設と

なって今もなお大切に活用されています。

 

明治41年(1908)、嘉仁親王(後の大正天皇)がご宿泊された際に

庭園の美しさを賞し「遑止園」(こうしえん)と命名されました。

                  ↓

            

 

     玄関前庭園には医学博士の野津謙先生と弘前厚生学院創設者

    鳴海康仲先生の銅像がありました。

 

 

     館内には建築当初からの資料が数多く展示され、第八師団を示す

   「蜂」の鉄製飾りのあるポーチ付き玄関は雪止めの付いた鉄板葺きで、

    優れた技の冴えを見ることができる美しい建物です。 

 

 

                              PTNA PIANO STEP

                弘前11月地区

           開催日 2022年11月13日(日)

              会場  旧弘前偕行社

           主催 一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会

 

           

 

          当日、 大ホールの中央にピアノが置かれ第1部から5部まで53名が

   日頃の練習の成果を発表しました。

   演奏中の写真撮影は禁止のため休憩時間中の写真のみです。m(__)m

 

   (ちなみに孫はハイドン/ピアノ・ソナタ ハ長調 hob.xvI/35 

   第3楽章とグルーバー、ヘンデル(秋山さやか編曲)きよしこの夜~

   もろびとこぞりて メドレー(連弾)でした)😂🙌

 

            

  第2部終了後、飯野明日香先生のトークコンサートが始まると間もなく

  外は雨が降り始めさらに音響効果も加わり楽しい時間を過ごすことができました。

   

      

        (🍂庭の落ち葉拾い、渋柿の皮むき、庭の木々の雪囲い、

   ダリアの球根を掘り出し🌷チューリップの球根の植え付け、

   赤かぶの漬け込み等々・・・11月は冬支度に忙しい毎日でした。

   ブログアップ待っていて下さる方々本当に有難うございます。m(__)m )