日曜日の午前中の礼拝後、ピアノ演奏会の前に、弘前大学キャンパス内に
ある「ヒロ大カフェ」でチーズケーキと美味しいコーヒーを頂きました。
佐藤敬学長より「地域と共にあり、社会に開かれた大学として多くの人に訪れて
もらいたい」という想いと、「大学生は本格的なコーヒーを飲み始める歳である。
学生の心に一生残る味をつくりたい」という成田専蔵氏の思いにより、大きな桜の
木の下にパティオのあるカフェが三年前にオープンしました。
この建物は94年前の大正14年(1925) 旧制弘前高等学校外国人教師館として
弘前市富田に建築され、平成16年4月に現在の弘前大学敷地内に移築復元され
ました。木造2階建です。
屋根は炬折れの半切妻造で、正面玄関上には切妻壁が見られます。
1階外壁は下見板張り、2階はモルタル塗に上げ下げ窓を使用し、食堂、
居間には暖炉が設けられ、洋風建築の意匠が多く使われています。
大学✖学生✖文化✖カフェの可能性を秘めて、新しいことが生まれそうな
予感がするそんな場所です。
国立大学法人弘前大学内にあるこの建物は弘前市の有形文化財であり、
弘前を象徴する洋館の一つでもあります。
本格的で新鮮なコーヒー豆とオリジナルケーキセットでくつろぐことができ、
店内には、弘前を代表する家具屋 Easy Living の葛西康人さんの作品でもある、
椅子とテーブルが空間をより心地よくしてくれます。
その斬新なデザインには弘前の魅力が表現されています。
そしてこの場所では、音楽や朗読会をはじめ各種イベントを開催しています。
2階の部屋も個室となっていますので貸し切りもOKです。
桜の季節は窓からも桜を愛でることが出来、静かな時間を過ごすことができます
のでお勧めのカフェです。
学生ばかりでなく、一般人も大歓迎です。
プレゼントにはいつも成専さんの「藩士の珈琲」を使わせていただいています。