2022年10月11日から12月20まで宿泊割引とクーポン付きで
始まった全国旅行支援。
今回はちょっと足を伸ばし、宮城県気仙沼大島の国民休暇村に一泊し、
帰路は鵜の巣断崖、寂聴さんゆかりの天台寺などを見学し、安比高原森のホテル
に一泊して来ました。
なんと往復の距離は800キロ!
二泊三日の小春日和の楽しい旅でした。
道の駅「碇ヶ関」
まずは碇ヶ関の道の駅でひと休み。
碇ヶ関から東北高速道に乗り安代まで。
13時 いざ出発です!!
安代からは八戸自動車道で九戸へ。
九戸道の駅「おりつめ」の「オドデ館」にて小休憩。
オドデ様は上半身がフクロウで下半身が
人間の様な姿をした九戸村の昔話に出てくる
怪鳥。
人間の言葉を話し、運勢や天気、病気を言い
当てるなど不思議な力を持っているようです。
「道の駅おりつめ」にもオドデ様の像が祭られており、
神さまとして村民に崇められています。
15時40分
九戸からは一般道で久慈まで行き久慈からは気仙沼まで三陸道でひたすら南下!
この三陸道、東日本大震災後に造られ通行料は無料ですが高速道と違い
ガソリンスタンドは一軒もないので、”ガス欠に注意”の表示が目につきます。
またトイレも無ければ休憩できるスペースもなく、非常に不便さを感じます。
休憩が必要な場合は一旦三陸道を降り近くの道の駅を利用せざるを得ません。
2021年12月に全線開通した三陸道は、仙台市から青森県八戸市まで
三陸沿岸359㎞を結び、うち333㎞という日本最長の無料区間を有します。
トンネルを抜けてもまたトンネルとドライバーはかなりストレスが溜まります。
16:30 岩手県道の駅「たろう」に到着。
ここから気仙沼大島までは137キロ!所要時間は2時間と5分!!
まだまだ先は長い道中です。
この「道の駅たろう」の近くには東日本大震災で被災した「たろう観光ホテル」が
震災遺構として今もそのままの姿で訪れる多くの人たちに津波の恐ろしさ、破壊力
を伝えています。
東日本大震災により4階まで浸水、1階と2階は完全に破壊されてしまった
「たろう観光ホテル」。
東日本大震災で亡くなられた方は1万5900人。
まだ行方不明の方が2523人います。
1日も早くご家族の許に帰ることができますようにお祈りいたします。
数えきれないほどのトンネルを抜けやっと岩手県の山田港がすでに夕闇の中に
一瞬目の中に飛び込んできました。
すでに17時をまわり、夕食までに目的地に到着できるのだろうかと不安が
つのるばかりです。
18時13分、予定時刻より6分早く到着です!!
長~~~い長~~~いドライブでした。
入浴する時間もなく、真っすぐお食事処へ。
「港町御膳」とビュッフェコーナーには三陸の食材を使ったお料理、ご飯、
汁物などあり、おなか一杯戴くことができました。お疲れさまでした!!
(続)