「二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、
あなたがたの父のお許しがなければ、 地に落ちることはない。
あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。
だから、恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。」
(聖書 マタイによる福音書10章29-31節 )
聖書の世界であるパレスチナにも雀が広く生息しているそうです。
「1アサリオン」というのは、 ローマの青銅貨で、百円くらいだそうです。
イエスはありふれた、価値の乏しい存在である雀を取り上げて、神様の愛を説かれました。
鶴や孔雀のような美しい鳥ではなく、鷲のような強い鳥でもない。
安くて、とるに足りない雀をとりあげて話されました。
「一羽の雀さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。」と言われているのです。
2023年のAHKカレンダーのテーマは「主のなぐさめ」
世界では厳しく悲しいできごとが続いています。
主のなぐさめがありますようにという願いを込めて担当者から出されたテーマが
「主のなぐさめ」。
さて「主のなぐさめ」を写真にどう表現したら良いのか・・・
難しいテーマです。随分悩みました。過去に撮影した写真をもう一度チェック!
ありました~~!上記の聖書のみことばにもっともふさわしい写真が。
それがこの写真です。
我が家のお隣さんの庭に大きなヒバの木があり、毎朝夜明けとともに100羽以上の
すずめたちの大合唱が始まります。そんなすずめたち、我が家の庭にも遊びにきます。
そんなある日、親すずめが子すずめに何度も何度も餌を運ぶ微笑ましい光景があり、
窓越しに急いでパチリ!その写真が来年度のカレンダーに採用されました。