2011年10月写真仲間と秋田県の太平湖・小又狭を
訪れたことがありました。
大きな建物の中で昼食をした時にことです。
ふと窓辺を見上げると黒い虫がいっぱい!
初めてカメムシであることを知りました。
そして臭いと教えられました。
それから暫くして青森県の温川山荘に一泊したことがありました。
温川に架かった吊り橋を渡り森の中の源泉かけ流し一軒宿。
せせらぎの音を聞きながら大自然の中でゆったりと浸かることが
出来る露天風呂もいくつかあり素晴らしい景色です。
そのお宿のお部屋のテレビの上になぜかガムテープが。
不思議に思っていましたら、もしもお部屋にカメムシが
訪問したらそのガムテープで退治して欲しいとのことでした。
建物もかなり古くこれでは仕方ないかなと。
案の定、数匹訪問者が現れました。
そして先日の小さなお宿。
廊下にガムテープとカメムシ退治のスプレーが数本置いてありました。
お宿の周りには大きな木もなく、建物の隅々まで綺麗に磨き上げられて
いるのでまさかカメムシが登場するとは思いもつきませんでした。
が・・・
やってきました!一匹。
新しく成虫になったカメムシは気温が下がってくると春になるまで
越冬して、温かくなると繁殖活動をし、繁殖活動が終わると寿命を
迎えるそうです。
そのためカメムシの一生は長くて1年半。
そして日本には1300種のカメムシがいて悪臭被害を出すのは
少数派。
そんなカメムシも自分の臭いで死んでしまうこともあるそうな。
身を守る術が自分自身にとっても”危険”なニオイとは意外です。