「日本の水浴場(すいよくじょう)55選」、「日本の夕陽百選」に選ばれている
千畳敷海岸は、1792年(寛政4年)の地震により隆起して出来た岩床の海岸です。
その昔、殿様が千畳の畳を敷き酒宴を催したといわれる岩棚が広大に続いています。
海水浴とキャンプのメッカでもあります。
その千畳敷海岸に明日アメリカに旅立つ孫のお友達のアポロ君との
お別れ旅行にやって来ました。
アポロ君とは一年生から同じクラスで我が家のすぐ近くにお爺ちゃん
お祖母ちゃんが住んでいる関係で毎日学校の帰り道はいつも一緒。
宿題も一緒にする仲の良いお友だちです。
アポロ君のご両親はアメリカに在住。
アメリカ人の父と日本人の母のハーフです。
ですからとてもイケメン!
昨日はアポロ君のお家でお別れパーティーもありました。
さくらんぼで飾ったバアバ手作りのケーキも食べて頂きました。
アポロ君、一学期を日本の学校に通い、二学期三学期はアメリカの
学校に通います。また来年の春には日本に戻り一学期を過ごし、また
ですからアポロ君と毎日一緒にする宿題は、孫にとってアポロ君の
ちびっ子家庭教師といったところでしょうか。
千畳敷の岩場でカニと戯れたあと、不細工だけど可愛いブサカワ犬「わさお」
に会いに来ました。
わさおのお嫁さんだったつばきが心臓発作で5月に急死(6歳)、娘のちょめと
カメラにポーズを取ってくれました。
つばきは平成26年に嫁入り、わさおが観光駅長を務めるJR鰺ヶ沢駅では
娘のちょめと3匹で列車を出迎える姿が人気で町のにぎわいに貢献していました。
2017年11月に飼い主の菊谷節子さん(享年73歳)に続く最愛の存在の
つばきに旅立たれましたが、その悲しみを乗り越え、わさおは穏やかな日々を
送っています。
オハイオ州在住のアポロ君。
海はないそうなので、きっと楽しい思い出となったことでしょう。
またお会いできる日までお元気で。
ちなみにオハイオ州のモットーは
「神のもとに全ては可能となる」です。
キリスト教が76%を占め、そのうちプロテスタントが54%、バプテストが15%
メソジストが11%。
オハイオとはインディアン のイロコイ族の言葉で「美しい川」「偉大な川」という
意味があります。
1964年以降はオハイオ州で勝利したものが大統領に当選しており、「オハイオ州を
制する者が大統領選を制す」と呼ばれています。
日本との姉妹都市は宮城、福島、埼玉、神奈川、岐阜、愛知、三重、京都、兵庫、
岡山。
本田技研やファイアストン(ブリジストンの子会社)も現地に工場や研究機関を持ち、
地元住民の雇用を支えています。
アポロ君のお陰でオハイオ州がグッと近くになりました。