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大地の恵み  4月13日

今日の弘前地方の最高気温は11℃、最低気温は3℃。
ここ数日風も冷たく寒い日が続いています。

2週間ほど前、蕗の薹が出始めの頃、一度ばっけみそを
作り、今年初めての大地の恵みを頂きましたが、今回は
東京在住の娘にふる里の香りを届けたく岩木山の裾野に
やってきました。

こちらの土手も向こうの土手も蕗の薹がいっぱい咲いていました。

ばっけみそはそれぞれ作る人によってお味が違います。
味噌の種類によっても味が違いますし、砂糖の分量によっても
違います。

綺麗に洗い、私は花や茎は使わず、葉だけ微塵切りにして
オリーブオイルで良く炒め、砂糖、味噌を入れ出来上がりです。
茎だけ甘辛く煮ても美味しいですね。

手前は東京在住の娘の手作り味噌で作ったばっけみそ。
もう片方は市販の味噌で作りました。
やはり使う味噌によって味も違います。

我が家の小さな菜園に植えられている行者ニンニク。
植えてから数年経ちますがまだ一度も食べたことがありません。

11日、消費者庁は2016年までの過去10年で502人が
イヌサフランスイセンなどの毒草を誤って食べ、7人が死亡したと
発表しました。

死亡例のうちの最多は芽が行者ニンニクに似ているイヌサフラン
食中毒23人中、6人が死亡しています。

スイセンをニラと間違え176人が食中毒になり1人亡くなっています。
じゃがいもによる食中毒は303人、芽と同様に緑色に変色したじゃがいも
有毒ですから気をつけましょう。

行者ニンニク、ニラは特有の臭いがあるので毒草かどうか判断できると
消費者庁は警告しています。

これからタラの芽、ぜんまい、わらび、こごみ、蕗、みずなど沢山の大地の
恵みを戴くことができ嬉しい季節となりました。