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厳寒の美・しぶき氷  その1

今冬は十和田湖のしぶき氷を是非写真に収めたいとチャンスを狙い、
過日家を出発したのは午前八時。6時半には出発したかったのですが。

今回は弘前〜黒石〜城ヶ倉大橋〜八甲田スキー場〜田代湿原〜谷地温泉
蔦温泉〜焼山〜奥入瀬渓流十和田湖ルートです。

弘前は良い天気だったのですがやはり山は雪でした。
沖揚平から城ヶ倉大橋までは雪が降り、日中でもライトを
点けての走行です。
対向車は一台もありませんでした。

東八甲田ルート( 十和田湖方面 )
城ヶ倉大橋手前も冬期間、夜間通行止めです。
( 午後9時〜翌朝7時30分 ・ 12月15日〜3月19日 )

城ヶ倉大橋駐車場。
橋の上からは何も見ることができませんでした。

田代平に向かう途中の「 銅像茶屋 」
近くに後藤伍長の銅像もありますが冬期間は休業です。
雪に埋もれていました。

★ 八甲田山雪中行軍遭難事件は、1902年(明治35年)1月、
 日本陸軍の青森歩兵第5連隊が雪中行軍中に八甲田山中で遭難し、
 210名中199名が死亡した事件。
 日本の冬季軍事訓練で最も多くの死傷者を出した事故であり、
 世界最大級の山岳遭難事故。

谷地温泉蔦温泉は今回はノンストップ。

紫明渓

かつてこのあたりは、玉石を敷きつめたような河床に澄んだ水が
流れる美しい場所でしたが、今では土砂がたまり、昔の姿は失われて
しまいました。

しかし、河原の広がりのあるこの付近は冬の景色が素晴らしく、
季節と場所を選べば今も捨てがたい撮影ポイントのひとつです。

過日、T新聞に銚子大滝の氷瀑の写真が掲載されました。
そのアングルで一枚と銚子大滝に降りようとしたのですが
滝に降りる数十段の階段がつるんつるん!!
下に降りるのを諦めて滝つぼの上の写真で我慢です。
夏場はゴウゴウと流れ落ちる水量も冬は制限されています。

十和田湖子ノ口に到着です。
この辺りのお土産店は冬期間休業です。
観光船の発着場も雪に埋もれていました。

子ノ口駐車場。
この先は冬期間通行止めのためここに車を置き、
歩いてこの先に向かいます。
なにしろ初めての経験、不安と期待でいっぱいです。

右奥では青ぶな山トンネル避難坑工事が始まっています。
国道 103 号奥入瀬(青橅山)バイパス(青森県十和田市青橅山〜同市子ノ口.
延長 5.2km)は、奥入瀬渓流と並行する国道 102 号の法面崩落等の災害発生危険箇所を回避し、
災害に強い道路網を形成するとともに、奥入瀬渓流の自然環境保護と. 利活用の両立を図り、
来訪者の安全性や快適性確保に寄与する道路です。

十和田湖子ノ口より。

それにしても湖面を渡って吹き付ける風が冷たい!! (≧◇≦)
スキーウエア着用なので身体は寒くはないのですが・・・
とにかく手が凍傷に罹る一歩手前、手の表面がびりびりと痺れ始めました。
ちなみに手袋は指無し一枚、毛糸一枚、皮一枚の三枚持参したのですが・・・
カメラの微調整をするにはやはり手袋をしていてはうまくいきません。

次回は十和田湖のしぶき氷をアップしたいと思います。