ようこそ「天女花フォトギャラリー」へ  このブログはふるさと弘前の四季と東北の温泉を紹介しております。

ミツバチ

「親切なことばは蜂蜜、たましいに甘く、骨を健やかにする。」

                箴言16:24



お花の中に頭を突っ込んでまんべんなく一周し、次から次へと
蜜を求めて飛び交う可愛らしい蜜蜂。

聖書には蜂がしばしば登場します。
カナンの国または天国が「乳と蜜が流れる国」として何度も聖書に出てきます。
この蜜は勿論蜂蜜であり、蜜蜂の集めた蜜であり、その裏には蜂が隠されています。

聖書には「蜜が流れる国」が20回ばかり出てきます。
「乳と蜜が流れる国」、それは「乳と蜜が流れる地」であったり「乳と蜜が流れる園」であり、
豊かさを象徴的に表現しています。
同時に乳と蜜とは当時の人々の最高の味覚であり、栄養源であったことをも表現しています。
聖書の中の「蜜」は全てが蜂蜜のことであり、聖書全体で「蜜」は59回登場します。


 そんな蜜蜂、2006年ごろから姿を忽然と消し、「蜂群崩壊症候群」と呼ばれています。
この現象は日本ばかりでなく世界中の現象であることから今、大きな問題となっています。
蜜蜂は作物受粉目的でもあり、採蜜目的もあります。
近年の世界での採蜜量は凡そ120万トン。
中国、米国、アルゼンチン、トルコ、メキシコ、ウクライナ、ロシア、インド、カナダ、
スペインなどが大量生産国で日本国内は僅か3000トンのようです。
中国が圧倒的に多く世界の120万トン中20万トン前後を占めています。

蜜蜂がいなくなると青森県のリンゴ農家は全滅してしまいます。
すでに海外から蜜蜂を輸入しているとも以前聞きました。
近年蜜蜂が忽然と姿を消してしまった原因はまだ解っていません。
地球温暖化が影響しているのでしょうか・・・