昨年の今日、11月10日は弘前に初雪が降りました。
今日は青空が広がり、とても気持ちの良い暖かな朝です。
午後からは雨。これから3日間は雨が続きそうです。
まだ雪が降る気配はありません。
ピエール・ド・ロンサールも最後の命を振り絞って輝いています。
「氷点」は朝日新聞朝刊に1964年から約一年間連載され、
映画化もされた三浦綾子さんの代表作でもあります。
その後に刊行された三浦綾子さんの「道ありき」
30数年前に読み、とても感動したことを覚えています。
今日のオアシス会では朗読劇団くるみの樹記念公園「道ありき・萩の丘にて」
の朗読をお聞きしました。(YouTube配信中)
小学校の教員として国の方針に忠実に生きていた綾子さん。
敗戦を迎え教科書を黒く塗りつぶさなければならない現実に失望!
教師としての生きる希望を失い、自殺を試みる。
しかし一人のクリスチャンと出会い、真実の愛を知る。
「空の空。伝道者は言う。すべては空。
日の下で人が労するすべての労苦は、その身になんの益があるか。
世は去り、世はきたる。しかし地は永遠に変わらない。」
伝道者の書12章8節
失望の中にあった綾子さんが最初に心を変えられたのはこのみことばでした。
それから肺結核で亡くなられた恋人との別れ、その後にその恋人に良く似た
クリスチャンとの出会いそして結婚。それから聖書を基盤に作家への道を。
動画を見ている初めから終わりまで涙が止まりませんでした。
東京在住の「横浜永谷キリスト教会」の岩松牧師も同席し、楽しい
オアシス会でした。