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ちいろば先生物語

天と地が白銀に一体となる2月の津軽平野 ( 弘前⇔黒石 弘南鉄道 )

2ヶ月後にはここ弘前公園西濠の、さくらのトンネルも満開になります。

一人の若者が雪の中、走り抜けて行きます。

さくらの咲く頃、カップルや親子づれがボートの上からお花見です。

きれいなお花を咲かせるために、厳しい寒さを耐え忍びます。

弘前最勝院・五重塔
晦日の夜から新年にかけてどれほど多くの人が訪れ、幸せの鐘を鳴らしたことでしょう。

「 空の鳥を見なさい。
  種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。
  けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。
  あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。 」

毎年今頃、ひよどりが庭に遊びに来ます。
今年初めて赤い実をつけたナナカマド。すっかりひよどりの命の糧となりました。

「 ちいろば先生物語 」

家事の合間・・・娘を待つ車の中で・・・夜、寝る前に・・・まだ起きるには早い時間に・・・
これほどまでに、夢中で読んだ本は久々です。
ちいろばとは小さなロバさんのこと。

エスはふたりの弟子をつかわして言われた。

「 むこうの村に行きなさい。
  そこにはいるとすぐ、まだだれも乗ったことのないろばの子が、
  つないであるのを見るであろう。
  それを解いて引いてきなさい。
  もし、だれかがあなたがたに、なぜそんな事をするのかと言ったなら、
  主がお入り用なのです・・・と言いなさい 」

                   新約聖書 マルコの福音書第11章1節〜3節

「 ちいろば 」の著者は榎本保朗牧師。
「 ちいろば先生物語 」は榎本牧師の半生をさらに詳しく書いた三浦綾子の著書。

 自分自身は、イエスに乗っていただく力も資格もない小さな子ろばである。
 だが、イエスのご用とあれば、いつでもどこへでもイエスをお乗せして役立たせていただきたい。

 そうしたキリストへの謙遜と信頼、そして多くの人々から愛され、慕われ、病弱でありながら
 一日一日を火の玉のように生きたちいろば先生・・・感動の涙!涙!です。

 是非、多くの人に読んで欲しい一冊です。