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シュバルツバルト

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3月11日東京都心は今年初の20℃超え。

最高気温21.4℃、4月下旬並みの暖かさとなりました。

 

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                    (2020’ 3’ 11)

 

3月11日東京靖国神社のさくらの標本木に一輪のさくらのお花が咲きました。

今日の東京はまた寒さが戻り、さくらの開花宣言は15日ぐらいになりそうです。

5輪咲くと開花宣言となり、観測史上最も早い開花となります。

弘前弘前公園内のソメイヨシノの開花は4月13日、満開は18日と弘前公園

緑地課より発表されました。

 

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U・S・Jも東京ディズニーランド・ディズニーシーも暫く休園です。

2週間の全国一斉休校もあと2日で終わろうとしていますが、依然として

コロナウイルスの終息に及ばず、今日、弘前市教育委員会からメールがあり

校舎各階の密集を防ぐための配慮として学年を分けての17日からの出校と

なりました。

そこで今日は半世紀もの長きにわたるお友達と孫の優ちゃんの三人で大鰐の

シュバルツバルト」にデザートを戴きにやってきました。

 

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        (  大鰐・シュバルツバルト全景・左奥がバラ園 )

 16世紀チューダー様式、ハーフティンバーの建物でバロック音楽の流れる中、

まろやかなコーヒーと季節の新鮮なフルーツを生かしたデザートを戴くことが

できます。

ちなみにシュバルツバルトとは黒い森という意味。

 スイスやフランスからも訪れる人が多い、南ドイツの山岳地帯シュヴァルツヴァルト(Schwarzwald)。ドイツ語で「黒い森」という意味のこの森は、針葉樹が生い茂り上空から見ると黒く映ることから、その名がつきました。南北に160キロメートルにも広がるシュヴァルツヴァルトは、自然豊かで、子供はもちろん、大人も楽しめるアクティビティーが充実しており、ひとり旅にも家族旅行にも最適な場所。

 

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美味しいデザートを戴きながら見上げる吹き抜けの広い空間は北欧にいるの

ではないかと錯覚してしまうほど。

貴婦人になったような最高の気分にさせてくれます。

 

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       (聖バレンタインの愛2020)

  ~  チョコレートのシブーストと洋梨のタルト、野苺のゼリー、

              アカシアの蜂蜜と牛乳のシャーベット ~

    コーヒーはサントスニブラ。

  ~ 深煎りの香ばしい苦味と豊かなコクを持つお味です。

              神戸、萩原珈琲㏍だけの銘柄です。~ 

 

ランチは月・木・金の11時から2時半まででグラタンとグリーンサラダを

戴くことができます。

デザートは11時から6時までとなっていますが、2時以降は大変混みます

ので予約しておいた方が良いかと思います。

2番席がお勧めです。

 

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          (萌葱色の散歩道)

 ~  ベイクドチーズケーキキウイフルーツパルフェ

              アプリコットとキウイのソース添え ~

 

    紅茶はスイートオレンジ。

     ~ オレンジの香りがオレンジピール(オレンジの果皮)

           によって一層刺激的な味わいに ~

 

   孫の優ちゃん、たっぷりミルクとお砂糖を入れ、食レポしつつ、

   超美味しい!!と連発でした。

 

6月からは隣接するバラ園のお花も咲き始め、散策することもでき、

ご来店するお客様には大変喜ばれています。

 全国からの一人旅の男性客も多いことにちょっとびっくりです。

毎月デザートメニューが変わりますので常連客も多いですね。

お祖母ちゃんとお孫さんの二人ずれの微笑ましいお姿も良くお見掛け

します。

時には立礼式のお茶会、コンサートなども・・・

 

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            (雪から花へ)

  ~ 苺のスープ仕立ては白ワインのジュレとバニラアイスの

        マリアージュを添えてグラスに。

              苺を詰めたシガレットも添えて ~

 

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他にはホワイトデーSPデザート、クレームアンジュフランソワーズソース

などの美味しいデザートもありました。

 

デコレーションケーキなどもご要望に応じてシェフが腕を振るって作って

くれますのでお電話にて予約可能です。( 火・水は定休日です )

 

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各テーブルに置かれているオーナー手作りのステンドグラスの優しい光の中で、

美味しいデザートを戴きながらの楽しいおしゃべり!!

しばしコロナウイルスの閉塞感から解放され、素敵な時間を過ごさせて頂きました。

 

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 店内での写真撮影は他のお客様にご迷惑にならない限り、自由ですが、以前

ステンドグラスの部品を壊され海外からその部品を取り寄せることもままならず

オーナーは非常に心を痛められたこともあるそうですので、ステンドグラスの

点灯はスタッフにお願いして下さいとのことでした。

 

お客さまの帰られた後はすぐ、テーブル上のナプキンそしてテーブル、椅子、

ドアーノブまわりを万遍無くアルコール消毒していたスタッフの姿がありました。

 シュバルツバルトからは新型肺炎コロナウイルスの感染者は一人も出しては

ならないというオーナーの決意を見て取ることができました。

 

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 チューダー様式とは、1485年にイギリスでチューダー朝が開かれてから17世紀にかけて出来上がった英国らしいスタイルのことです。

他のヨーロッパの国とは違って、英国では独自のスタイルで「ゴシック様式と呼ばれる聖堂建築のデザインが発展していき、チューダー様式が出来上がりました。

 

 

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ハーフティンバーとは、柱や梁が外側にむき出しになっていて、その間の外壁を漆喰やレンガで埋めた木造建築のこと。

日本ではなかなかお目にかかれませんが、12世紀頃からこの構法が盛んだったヨーロッパには、今もたくさんの建物が残されています。

 

バロック音楽の背景

劇音楽が誕生した1600年から、大バッハ(J. S. バッハ)の死んだ1750年までの約150年間をバロック音楽の時代とよびます。政治的には絶対主義の時代です。なかでも、その体制を最も早く確立したフランスでは、この時期、ルイ13世(在位1610-43)、ルイ14世(在位1643-1715)、ルイ15世(在位1715-74)という3代の君主が立ち、とくにルイ14世時代には、バロック建築として有名なヴェルサイユ宮殿を中心に、けんらんたるフランス文化が繰り広げられました。しかし、ドイツはまだ統一されておらず、諸侯が分立している形が続いていました。神聖ローマ帝国皇位継承権を持つオーストリアがやや衰えを見せ始め、むしろ新興勢力であったプロイセンが次第に優位に立ち、18世紀の中頃にはフリードリヒ大王(在位1740-86)が登場してきます。