11月19日の弘前の最高気温は19.6℃。文句ない小春日和です。
家の廻りの落ち葉をかき集めたり、キムチ用の白菜二株、天日干しにして
塩で漬け込み、渋柿を75個皮をむき軒下に吊るしました。
鰐comeのお店でちょっと大きめの渋柿が34個で¥1000。安い!!
今まで渋柿を買ってまで干し柿にしたことはなかったのですが、あまりにも
見事な柿に惚れ、つい買ってしまいました。
(鰐come通りの案山子)
生まれ育った生家の二階の軒下には毎年、1000個近くの柿のカーテンが
見事でした。剥かれた柿の皮は母が沢庵の漬物に入れていました。
丹精込めた父の枯露柿と母の沢庵の味は絶品でした。
塩漬けした白菜の水が上がるのを待ち、千切りにした人参とすりおろした生姜、
ニンニク、鷹の爪、一夜干ししたイカと、三枚おろしにし骨をすべて取り除き
一晩塩漬けにしたイワシなどを白菜の葉のあいだに挟みこみ、また10日ほど
漬け込みます。これがまたどこのお店にも負けないほどの絶品です。
枯露柿、キムチどんなお味になってくれるのか楽しみです。
山梨では干し柿を「枯露柿・ころがき」と言い、青森では「あんぽ柿」。
気候のせいか姿形もお味も全く違います。
太陽の光の有難さが身に染みる今日この頃です。