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奥入瀬渓流 

 

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 深い自然林におおわれた奥入瀬渓流

十和田湖の子ノ口から焼山までの14キロの流れで、豊かな樹木と

十数カ所の滝と、千変万化の美しい流れや様々な奇岩、奇勝が見事な

渓流美を作り出しており、四季折々の自然美を堪能できます。

 

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新緑は5月~6月、紅葉は10月上旬に色づき始め、10月中旬~下旬が

見頃です。

両岸に迫る断崖は、軽石や火山灰が高温の状態で堆積し、熱と自重によって

生成された溶結凝灰岩といわれるもので、奥入瀬の景観に迫力をもたらして

います。

  

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 大木の梢が幾重にもかさなり大空をおおい、緑のトンネルが続く散策道。

森林美に魅せられて歩く約14キロの道のりは、感動の連続です。 

 

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千変万化の水の流れが生む躍動感あふれる景観が展開しています。

 

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 雲井の滝。

高さが25mもある水量豊かな滝で多くの滝が奥入瀬渓流の左岸側(上流から

見て)にあるのに対して雲井の滝は右岸側にあり、滝のすぐ近くまで近づく

ことができます。

滝の前にはバス停もあり、訪れやすいことから、銚子大滝と並んで人気を

二分する滝となっています。

 

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渓流に沿って流れとほぼ同じ高さに車道と歩道がつくられ、尾根や山腹の道から

渓谷を眺めるのとは、また趣の異なった景観を味わうことができます。

 

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 銚子大滝。

奥入瀬渓流の銚子大滝は雪どけ水の影響で新緑の時期(6月)が

一番水量が多く、ダイナミックな光景を見ることができました。

周囲は滝からの水しぶきで濡れた岩は苔に覆われています。