垂柳遺跡(たれやなぎいせき)は、青森県南津軽郡田舎館村にある約2100年前の
弥生時代中期の遺跡です。
田舎館村埋蔵文化財センター
遺構露出展示室
1981年に東北地方で初めて発見された弥生時代( 約2100年前 )の水田跡です。
小さな水田跡が656枚発見され、稲作の北限の定説を覆し、全国的に有名になりました。
垂柳遺跡は、東北地方の弥生時代を考える上で歴史的、学術的に貴重な遺跡として
国の史跡に指定されました。( 2000年4月 )
発見された水田跡は当時のままで、弥生時代の地面の上を歩くことができます。
一枚の田んぼの大きさは5歩×4歩位で畦道に囲まれています。
現在は、その小さな水田161枚を復元し、弥生体験田として農業体験ができる場となっ
います。
発見された炭化米の遺伝子に最も近いとされ現存する古代米。
垂柳遺跡や高樋遺跡から出土した土器や石器などたくさんの遺物を展示しています。
( 左側建物が田んぼアート第二会場展望台・手前の影は田んぼアート駅 )
田舎館村田んぼアート第二会場の隣りですので、是非足を運んでみては如何でしょうか。
2100年前にタイムスリップです。
田んぼアート駅。
2017’2’6’全国の「珍」駅名ランキングで田んぼアート駅が1位に選ばれました!
丁度電車が通り過ぎました。
夏の田んぼアート期間と冬の田んぼアート期間のみの駅利用可能となります。
光と影の芸術「 スノーアート 」は2019’2’8(金)〜11(月)です。
ライトアップは17:00〜21:00です。
冬花火は2’10(日)18:00〜
スノーアートとは、スノーシューを履いて雪原を踏み固め、凸凹に差し込む
光と影で表現するアートです。
多量の雪が降ると消失してしまいますが、期間中はメンテナンスを繰り返し
アートを持続します。
弥生の里展望所入館料は大人300円、小学生100円、未就学児は無料です。