日本女子オープンゴルフ選手権は毎年秋季(10月)に開催される日本の
女子プロゴルフメジャー大会の一つで、日本ゴルフ協会主催競技です。
。
最終日の成績です。
(賞金総額1億5,000万円、優勝賞金3,000万円)
大会最終日の10月6日、三重県津市・COCOPA RESORT
CLUB白山ヴィレッジゴルフコースQUEENコース
(6,479ヤード・パー72)で行われテレビに釘付けにさせられました。
今大会の入場者数は1日目が7,640人、2日目が8,303人、
3日目が14,131人、最終日は15,629人でした。
延べ45,703人です。史上2位のギャラリーです。
当日券が3,500円ですのでざっと計算して1億6千万円に
なりますので賞金総額はチケット代で賄える計算でしょうか。
ここ、三重県津市・COCOPA RESORT CLUB白山ヴィレッジ
ゴルフコースはキング(18H)・クイーン(18H)36ホールとも、
アベレージゴルファーには優しいのですが、ローハンディ者には結構厳しい
コース戦略が必要とされます。
滞在すれば夕食は5つのレストランと露天付き温泉大浴場も楽しめるようです。
畑岡奈紗、最終日の18番ホール。
このコースはホテル越えの名物コースです。
500ヤードですから約457m位でしょうか。
(1ヤード=0.9144m)
ここでバーディーで優勝が決まりました。スゴイ!!
ゴルフを始めたばかりの私にとってはまさに神業です。
首位タイで出た畑岡奈紗が6バディ、3ボギーの「69」でプレーし、
通算18アンダーとして2016年、17年に続く「日本女子オープン」
3勝目を挙げました。
後続に4打差の圧勝です。
20歳266日での国内メジャー4勝目となり、史上最年少記録を更新しました。
(これまでは樋口久子の24歳31日)
二位の岡山絵里。一位との差は4打です。
15番のバディで、畑岡に1打差と詰め寄った岡山絵里が悔やんだのは、
17番をボギーにしてしまったこと。ティショットをラフに入れ、そこからの
第2打ではグリーンをとらえることができませんでした。
3位のユ ソヨン。
韓国ではアマチュア時代からナショナルチームのメンバーとして活躍し、
17歳でプロ転向を果たす。
2010年ごろから米国ツアーで上位争いを演じ始め、同年は「全米女子オープン」
で25位タイに入る健闘。
そして1年後の2011年「全米女子オープン」で同じ韓国のソ・ヒキョンとの
プレーオフを制し、米国ツアー初優勝をメジャーで飾る快挙を遂げる。
21歳のニューヒロインの誕生に、ゴルフ界が沸いた美人ゴルファーです。
トップと差は開けど、最終組の大里桃子が18番で果敢にイーグルトライ。
「大きな大会でいい経験ができて、最近ではないぐらい気持ちの良いラウンド。
内容は悪かったけど、ギャラリーの皆さんから見られている、プロフェッショナル
を存分に味わうことができました」と総括しました。
渋野日向子は惜しくも通算9アンダー、7位に終わりました。
全英オープンゴルフでは「たらたらしてんじゃね~よ」のおやつを食べながら
いつもにこにこシンデレラスマイルを浮かべていましたが、今回はさすがに
最後まで表情が固く最後のインタビューでやっと日向子スマイルを見ることが
でき一ファンとしてほっとしました。
最後の1打を打ち終わった瞬間のガッツポーズです。
トップを走りながらも試合中は硬い表情でしたが、6mのウイニングパットを
沈め優勝が決まった瞬間優しい笑みがこぼれました。
2位タイの岡山絵里、ユソヨン、大里桃子に4打差をつけました。
9月の日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯に続き、
公式競技2連勝です。
「1打でもいいスコアであがりたかった。やっと、終わったなぁと思ったら
ほっとしました」と胸をなでおろしインタビューに笑顔で応答していました。
チャンピオンブレザーをユソヨンから着させて頂き、優勝金3000万円
の目録を手に喜びの握手を交わす畑岡奈紗。おめでとうございます!
この大会の2週間前、畑岡は練習ラウンドに訪れ、2日間入念な準備をしていました。
見えない努力と準備の畑岡です。
今の夢は「来年の東京オリンピックで金メダル!」ときっぱり答えていました。
東京オリンピックで是非観戦したいスポーツの一つです。
期待しています。