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田代湿原  ヤナギラン  7月16日

城ヶ倉大橋からの風景 ( 5時47分 )

城ヶ倉渓谷に架かる日本一の上路式アーチ橋(全長360m・アーチ支間長225m)。
谷底からの高さは122m。
早朝、たった一人で橋の下を覗くことは非常に怖〜い!
谷底に落ちることは絶対無いと解りつつも、足が震えます。
ピントを合わせる余裕もありません。
風が吹いているときはなおさらです。

十和田八幡平国立公園の豊かな森を眼下に、新緑から深緑そして紅葉と、
季節の美しい表情を見ることができます。

睡蓮沼に映る八甲田連山、今朝もガスに包まれています。

沼の周りの湿原はワタスゲが終わり、水色のギボウシが咲き初めていました。

擬宝珠(ぎぼうし)とは,橋の欄干に付ける葱坊主の形をした装飾のことです。
若い花茎や蕾が擬宝珠(ギボウシ)に似ることから付けられたようです。

白いワレモコウ。
茶褐色はどこでも見られますが、白いワレモコウはここでしか見ることがありません。

グダリ沼からの高田大岳。
まだ鶯の鳴き声も聞こえてきます。
大自然を独り占めの贅沢な時間です。

ヤナギランが丁度見頃を迎えていました。

夏に茎の先端に総状花序の赤(赤紫)色の 花をつけ、50cmほどの高さになり、
高原に揺れる花の様子からヤナギランと名前がつけられました。
花の形がランを思わせ、葉がヤナギに似ています。

ヤナギランの花言葉は ” 高原の美女 ・ 集中する ・ 焦点 ”