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浄土ヶ浜の四季    № 1

岩手県宮古が誇る景勝地、「 浄土ヶ浜の四季 」写真コンテストに応募するため23日弘前を出発、
翌朝3時起床、4時21分の日の出の写真を撮影するために出かけたのですが途中思わぬ事故に遭遇、すっかり予定を狂わされてしまいました。

盛岡を出発後すぐにパトカーのけたたましいサイレン音が後方から対向車線を突っ走って行きました。
106号線は事故多発地帯。
不吉な予感!
どうか106号線ではありませんように・・・

盛岡市から奥羽山脈を横切って宮古市への全長100キロあまりの106号線。
案の定、盛岡を出発して1時間あまりの区界( くざかい )トンネル内での乗用車と軽の正面衝突事故です。
お一人亡くなられ、2人は重軽傷。
トンネル内を事故車が塞いでいるため、レッカー車が来るまで回復は見通しがつかないとの事。
トホホ・・・( ;∀;)

私達の前方には事故現場まで70台ほどの車が停車し、皆ケイタイで不安げにそれぞれに連絡をしているようでした。
私たちもこのトンネルを抜け、さらに1時間ばかり走らないと今晩の宿に宿泊できません。



早く開通して欲しいと車の中で待つこと30分・・・もうこれ以上は限界です。
今日の宮古入りと明朝の日の出の撮影は残念ながら諦めざるを得ません。
予約しておいた宿泊先をキャンセルし、盛岡に戻り宿を探すこととなりました。

                                   ( 7月23日 PM 5時 )


事故発生から3時間後には開通したそうですが、どれほど多くの人が迷惑を被ったことでしょう。
事故原因は軽自動車のはみ出し運転とのこと。
この区界トンネル内は他のトンネルよりも暗いような気がします。
こんなところにも事故原因があるのでしょうか。


ハンドルを握る一人として、車は便利で快適ではあるけれど、常に殺人機でもあることを自覚しなければならないと反省させられた一日でした。
ご本人はさることながらご家族の悲しみはいかばかりかと我が事のように心が痛みます。