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アゲハチョウ    8月 4日

弘前ねぷた4日目。
連日真夏日が続いています。

夕方、庭に水まきをしているとひらひらとアゲハ蝶が一匹。
蝶も涼しさを求めてモッコウバラの枝で一休みです。

時々、家の周りを一周し、三尺バーベナのお花の蜜を吸いにまた戻ってきます。

午後9時近く、家から15メートルほどの大通りを一台の大型ねぷたが通り過ぎました。
太鼓や笛の音にご近所の人たちが飛び出します。
家のすぐ近くにねぷた小屋がある「 松原 」のねぷたご一行が帰る途中、町内を一周してくれます。

土手町まで観に行かれないお年寄りへのご配慮です。
土手町で見るねぷたとは違い、そんなやさしさに涙が溢れ出てしまいました。
ねぷた弘前市民の愛の結晶です。

もっともなじみ深いチョウのひとつで「 ナミアゲハ 」の種。
都会の真ん中から山地まで、様々な環境で見ることができます。
はねのデザインはとても美しい。
よく見ると表と裏の配色が違います。スゴイ!!
幼虫は、ミカンやカラタチの葉を食べ、緑の少ない街なかでも、
ミカンの鉢植えさえあれば、このチョウがどこからか飛んできて卵を産んでいくそうです。

孫と一緒にアゲハチョウの写真を撮り、羽の美しさを観察できた夏の夕暮れでした。