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剪定講習会  11月22日


                   弘前公園内 緑の相談所

今日はブドウと藤の剪定講習会が弘前公園内の緑の相談所でありました。

まず、緑の相談所の会議室で配布された3枚のプリントに添って講師から説明があり、
その後、外に出て藤の木の剪定を見学させて頂きました。

★ ブドウの剪定

青森県の主な剪定法は、短梢剪定と長梢剪定の2種類あるそうです。
1) 短梢剪定
   ① 整枝
     主幹の高さは1.2m程度とし、主幹から伸びた主枝は幹線に結束する。
     結果母枝から伸びた結果枝は支線に結束する。
   ② 冬季剪定
     充実した結果母枝を15〜18cm間隔で2芽残して切る。


                           藤の木

2) 長梢剪定
   ① 整枝
     主幹の高さは1.2m程度とし、主枝は幹線に結束する。
   ② 充実した結束母枝を25cm程度の間隔で残し、細すぎるもの、
     太すぎるものなどは取り除く。
     結果母枝には5〜10芽を残す。


                          藤の木

2 摘芽・摘梢
  新梢は、通常1節( 定芽 )から2〜3本、その他に隠芽、不定芽からも伸びる。
  放任すると枝葉が繁茂して遮光状態となり風通しも悪くなる。
  そのために、摘芽・摘梢は重要である。
  

                         剪定後の藤の木

  摘芽・摘梢の留意点
  1) 1節からの新梢は複数出ても1本にする。
  2) 摘芽・摘梢は養分の競合防止のためできるだけ早く行う。
  3) 花ぶるい防止のため、樹勢の強弱に合わせ摘芽・摘梢を行う。
  4) 最終的な新梢数はキャンベル・アーリー、シチューベンとも主枝1m当たり
     8〜10本程度とする。

                       弘前公園内 かりんの木

 藤の花芽は丸みを帯びており、8月には確認できます。
 花芽はその年に伸びた短いつるの基部につくので、11月以降、
 つるの基部につく3〜4個の花芽を残して、つるを切り詰めます。
 春から秋まで、ひこばえや幹からつるが直接出ることがあるので
 見つけ次第、切り除きます。( プリント一部抜粋 )

百聞は一見に如かず・・・渡された3枚のプリントと講義よりも実習のほうが
良く理解できました。

今まで、伸び放題だった我が家のブドウと藤の木。早速剪定しました。
来年はしっかり花が咲き、実がつくでしょうか。
大好きな糖度の一番高いシチューベンの苗木も一本頂き、二年後が楽しみです。