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紫陽花まつり  大仏公園 ( 石川 ) 7月1日〜31日  パート 1

一か月前、江の島〜鎌倉方面にちょっと足を伸ばしてみました。
長谷寺の紫陽花の写真をと思い出かけたのですが、なんと入山待ち時間は二時間というアナウンスが
江ノ電の車中で流れました。二時間?・・・青森では考えられないことです。
丁度、紫陽花のお花が見ごろですから無理もありません。
折角来たのに・・・残念ですが今回は長谷寺には下車せず鎌倉へ直行です。

                  ( 観光客のほとんどが若者の江ノ電車中 )

「 ここ( 江ノ電沿線 )で暮らしている者は毎日大変なんですよ 」
一緒に乗り合わせ、鮨詰めの満員電車のつり革につかまっていた年配のご婦人がこぼしていました。
言われてみると確かに!観光客が来てくれて嬉しいのは、ご商売している人たちだけかも・・・
サラリーマンは迷惑ですね。
年中このラッシュでは江ノ電を利用する沿線のお年寄りにはかなりお気の毒です。
そこへいくと青森はなんと幸せなんでしょう!
日中の乗客は一両に10人ほどの利用者ですから。
でも喜んでばかりいられません。
近年、弘南鉄道は乗客数が少なく赤字経営廃線反対運動で辛うじて運行せざるを得ない状況です。

しとしと雨の降る日曜日・・・
紫陽花はお天気よりも雨がいいですね。
傘を指して弘前市石川の大仏公園に行ってきました。
右の階段を登るとすぐ石川三十三観音が並んでいます。( 後日アップ )

                  紫陽花の雨に浅黄に月に青し

                      正岡子規

雨のため、観光客はほとんどいません。
貸し切り状態です。
長谷寺のように、由比ヶ浜や竹林、お堂の屋根瓦などの素晴らしい借景はありませんが
ゆっくり紫陽花のお花を観賞するには十分です。

[

雨がしとしと降る日曜日 ぼくはひとりで 君の帰りを待っていた・・・

壁に飾ったモナリザも なぜか今夜は すてきな笑顔忘れてる・・・

ぼくはいつでも あの娘の笑顔待っている・・・

モナリザの微笑み ” を口ずさみたくなるような雨の日曜日の昼下がりです。

モネの睡蓮を連想させられるようなアスファルトに写っている紫陽花の花たち。

                     紫陽花に絵の具をこぼす主哉

                           正岡子規

大仏公園で一番私の心を引きつけた紫陽花です。

紫陽花にはカタツムリがお似合いなのですが、葉の裏で雨宿りしているのでしょうか。
一匹も見つけられませんでした。
雨上がりに出てくるのかも知れません。
トンボが一匹、お付き合いしてくれました。

                   紫陽花の何に変わるぞ色の順

                         正岡子規

来る7月20日( 日 )には紙ひこうき大会、津軽三味線、民謡、手踊り、ジャズ演奏
などが予定されています。丁度紫陽花のお花も見ごろです。

場所は石川駅の近くです。工藤医院横に看板があります。
ナビのないマイカー、毎年迷っているのです。