生まれて初めて足を踏み入れる神宮の森。
独身時代10年近く東京に住みながら一度も行く機会がありませんでした。
表参道に面した南詰所の鳥居から中に入ってみたいと思います。
シイ、カシ、クスなどの常緑広葉樹がうっそうと茂り、野鳥たちの棲家であるこの森は約90年前、
日本全国から365種、約10万本の献木と、のべ約11万人のボランテアの協力で作られた
150年構想の人口の森なのだそうです。
八甲田湿原を彷彿させられるようなワタスゲが一面に咲き、その森の向こうの高層ビルが見えなければ、ここが都心であることを忘れてしまいます。
ヒャァ〜〜〜!! 足元には大きな蛇が草むらから顔を覗かせました 蛇は大嫌いです。
蛇は聖書の中の創世記3章1節にはじめて登場します。
★ さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。
蛇は女に言った。
「 あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神はほんとうに
言われたのですか。」・・・
蛇に惑わされアダムとエバが赤いリンゴを食べたことは誰でもご存じではないでしょうか。
いえ正確には赤いリンゴではなく、善悪の知識の木の実なのですが・・・
そして神は蛇に
「 おまえがこんな事をしたので、おまえはあらゆる家畜、あらゆる野の獣よりものろわれる。
おまえは一生腹ばいで歩き、ちりを食べなければならない。
わたしは、おまえと女との間に、またおまえの子孫と女の子孫との間に敵意を置く。・・・」
人間が初めて神に背き罪を犯したくだりです。詳しくは是非教会、又は聖書をお読みください。
御苑北口から入場してみましょう。
春にはスミレ、山吹、桜が咲き、木々の若葉が芽吹き、夏にはヤマツツジ、ショウブが咲き
秋には紅葉が楽しめるようです。そして冬には常緑広葉樹の雪景色。
年中無休で四季折々の自然が楽しめます。
御苑維持協力金 ¥500
花菖蒲の模様が描かれた、ちょっと変わったひし形の入場券です。
苑内には隔雲亭・お釣台・四阿( あずまや )・菖蒲田・清正井( きよまさのいど )
などがあります。
入場してすぐ右手の「 隔雲亭 」
時々、茶会も開かれるそうです。
隔雲亭
元の隔雲亭は明治33年、明治天皇が皇后さまのために建てられましたが、戦災で焼失、
昭和33年、篤志の寄付と社殿御造営建材とにより一部増築して再建されました。
隔雲亭から見晴しの良いお釣台
向こう岸に、丁度睡蓮が満開でした。
殆どが白いお花でピンクは数えるほどです。
池に生息している鯉、亀の被害防止のため、睡蓮のお花の周りは網でしっかり
防御されていました。
かなり大振りのお花です。(望遠レンズでめいっぱいのズームです )
青森ではこんなに大きな睡蓮を見ることはできません。
弘前公園のお濠にも睡蓮のお花が咲き初めました。
天女花リンク集「 弘前福音キリスト教会通信・6月30日 春から夏へ〜〜」を
御覧下さい。当教会牧師の写真が掲載されています。