朝顔のネットに絡まり、ひっそりと米粒のような小さな白いお花を咲かせ、
朝顔と共に一夏やすらぎをくれたフーセンカズラ。
茶色の袋の中は種が熟し黒くなり、青い袋の中の種はまだ未完成のグリーンです。
昨年のこぼれ種で庭一面に咲いたピンク、紫、オレンジ、白色のホーセンカ。
種袋にちょっと触れただけでパチッと弾け飛び散ります。
子孫を残すために植物たちは人間の思いもよらない手段を使い驚くばかりです。
ホウセンカ(鳳仙花)は別名をツマクレナィ(爪紅)と呼び夏の代表的な草花。
その昔、中国の貴公子たちはこの爪紅の字の如く、赤いお花の汁で爪を染めて
いたそうです。中国の男性はオシャレだったのですね。