昨年は一面、ガマの穂で埋め尽くされていましたが
今年は橋の右側を残し、こんなにも綺麗になりました。
本殿は県重文指定。
夏は約6000坪の鏡ケ池に蓮が咲き、北限の群生地として有名です。
蓮の花は、かたい蕾が一気に開きます。力をこめて花開くその瞬間に、音がするのでしょうか。
蕾が開くと、あの鮮やかで透き通るような桃色の花びらがあらわれます。
蓮の花はそれから毎日、午後になると閉じて、次の日にまた開きます。
( 先に咲いたお花に優しく包まれて・・・風の悪戯です )
それを5日ほど繰り返し、そして最後には花を閉じる力も尽きて、そのまま散っていくのです。
( ノシメトンボ )
わずか5日間の短い命ですが、だからこそ、この花の美しさに誰もが魅了されるのでしょう。
一寸法師がもぐら叩き? ( イトトンボを沢山見かけました )
口移しで餌を与える母鴨。
過って固い食べ物は母親が良く噛んで幼子に与えたものでしたが最近は
子どもに虫歯菌が移ると母親が断固拒否!
時代も変わりました。
すっかりガマの穂に占領された橋の右側風景。
来年の蓮まつりまでにはガマの穂も綺麗に刈り取られるそうです。
泥水の中から生じて清らかで美しい花を咲かせる蓮の花。
花ことばは清らかな心。
蓮の花が咲くのは、夜から朝に変わる時間だといいます。
何年か前、ここの巫女さんにほんとうに蓮のお花が咲く時に「ポン」という
音がするのですか?と訪ねましたら、ここは小鳥の声がうるさくて蓮の花の
音は聴いたことがありません・・・とのことでした。
小鳥たちが目覚める前に、蓮のお花の咲くポンという音を聞きに出かけてみては
如何でしょうか。