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ハープコンサート   2016’ 6’ 19    弘前福音キリスト教会

              キャサリン・ポーターさん

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去る19日礼拝後、午後2時から弘前福音キリスト教会に於いてイギリスの
キャサリン・ポーターさんによるハープコンサートが開催されました。


準備させて頂いた100席がすべて埋まり、癒しの時を共に与えられ感謝でした。
キャサリンさんのお証とイギリス民謡・讃美歌・春の海など素晴らしいハープの
音色と共にハープの構造、その演奏法についても説明して下さいました。

ハープは47本の弦を持ち、それらは変ハ長調全音階に調整されています。
また、6オクターブ半にも及ぶ音域は、オーケストラで用いられる楽器の中で
最も広い部類になります。
ペダル操作により、最高音の弦であるGb弦はG#まで鳴らすことができます。

そして、ハープには7本のペダルがあり、それらは各音名(CbからBb)に対応しています。
これらのペダルは2段階踏み込むことができ、まったく踏み込まない状態では変ハ長調
中段まで踏み込むと半音上がってハ長調、そして下段まで踏み込むとさらに半音上がって
嬰ハ長調になります。

また、ペダルは踏み込んだ状態でロックすることができます。
弦が各オクターブ7本しかないこの楽器ですが、このペダルのおかげで、例えばヘ長調
したい場合にBのペダル以外を中段まで踏み込むことでヘ長調にしたり、また、ト長調
したい場合にすべてのペダルを中段まで踏み込み、
さらにFbのペダルを下段まで踏み込むことでト長調にしたりと、ペダル操作ですべての
調を演奏することが可能になります。

ハープは両手の小指を除く各4本の指、計8本の指で演奏します。
したがって同時に鳴らすことのできる音数は8音に限られます。
ハープの重さは40キロ。
重心を保つことで演奏者への負担はほとんどかからないそうです。

このコンサートの収益金は全て東日本大震災支援活動のためにささげられます。
ご来場下さった愛する友よ、尊い献金も有難うございました。