蒸けの湯から安比高原までは42,3K約1時間の距離ですが、途中三分の二ほど走った所に大沼がありちょうど白いコバイケイトウとオレンジ色のレンゲつつじ,ワタスゲが満開でした。
大沼は木道が整備されており、一周約7.4キロ。
30~40分で散策できます。300m先までは車椅子でも利用できます。
覚えたばかりのパノラマ撮影でパチリ!
白いコバイケイトウとレンゲつつじ。
大沼は南北に走る断層の窪地に水が溜まって出来た沼で、南側には湿原がよく発達して
います。
湿原にはミズバショウ、コバイケイトウ、ワタスゲ、イソつつじなど湿った環境を好む植物が生育し、春から初秋にかけて美しい花が咲き競います。
湿原の緑はオオシラビソ(アオモリトドマツ)やキタゴヨウの針葉樹、上部の斜面は
ブナやミズナラの林となっています。
木道を歩きながらふと思い出しました。
10年ほど前、写真仲間10名程でマイクロバスをチャーターし、この大沼に立ち寄ったことを。
前回は時計回りで今回は逆でした。
確か岸辺に黄色いコウ骨が咲いていた記憶があります。
沼には放流された鯉やブナなどの魚類、カルガモなどの野鳥をはじめとする多くの生き物が生息しています。
ワタスゲの湿原。
思いがけず素晴らしい大自然の花園に巡り合い素敵な旅となりました。