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 史跡 尾去沢鉱山 1300年の歴史【 2 】

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 鉱山跡を見学するのは生まれて初めてです。

一体どんな風景が待っていてくれるのでしょうか・・・

これからこの鉄の重そうな扉を開け、中に入ってみたいと思います。

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 鉄の扉の奥は想像以上の風景にビックリです。

坑内は観光客も案内人も誰もおらず、所々のスピーカーから

アナウンスが流れているだけで、幸い旅友の二人での見学でしたので

さほど怖さは感じませんでしたが、もしも一人旅でしたらちょっと

耐えられない怖さがあり逃げ帰ってしまったことでしょう。 

 

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標準コースは1,1㎞ 約30分で手掘り跡やシュリンケージ採掘跡を

楽しむことができます。

特別コースは1,7㎞ 約40分です。

 

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          尾去沢鉱山 全体図

鉱山の中は坑道が鉱脈に沿って15段になっており、一段の高さが30m

(28m空洞+2m床)

よって全高なんと450mのビルのように坑道が掘られているのには

ビックリでした。

 

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     大規模採掘跡 ( シュリンケージ採掘跡 )

   左上にはどこまでも鉱脈に沿って深く掘られた谷があり、

   グランドマインキャニオンと呼ばれています。

    

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    銅鉱脈は脈巾約60cm 全長(東西)約250m 

 

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        銅鉱脈がキラキラ光り輝いています。

 

江戸時代の坑道

尾去沢鉱山には江戸時代に掘られた坑道が完全な形で多く残されており、

その規模は国内最大級と評価されています。


坑道は幅2尺(60cm)、高さ3尺(90cm)ですが、この大きさは人が座って鎚と鏨とで掘る

最小限の坑道で、これが江戸時代の標準的な坑道でした。

 

                                                                                                ( 続 )

はてなブログ更新手続きのため、ブログアップが遅れ大変申し訳ございません。

そのため画面も一新し、大好きなベニシアさんの四季の庭を採用させて頂きました。