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みちのく温泉探訪   遊泉 志だて    11月16〜17日

すっかり黄金色からベージュ色へと初冬風景となった東北高速道を南へ・・・
今回は花巻の志戸平温泉のちょっと奥の遊泉・志だてにお邪魔しました。

湯に浸かり、時に浸かる・・・
大人の休日を過ごす、大人のための ” リゾート旅館 ”

「 遊泉 志だて 」
ここ志だての地名はアイヌ語によると言われ、「 しど 」とは川下の意味をさします。
古書によると「 尻戸平 」「 志戸臺 」とあり、明治時代までは「 しだで 」と
訛って記載していました。

湯と遊び、時に癒される宿 「遊泉 志だて 」のロゴはその古名を冠し、
モダンなスタイルのおもてなしと和風の設えに豊沢川の流れや風のゆらぎを
遊び心ある和文字をメインに表現してあります。

光りが降っていた。
宿は瑞々しい緑を従えて、凛として風に吹かれていた。
振りあおぐ青空にヒビタキの声。
日なたに揺れる花、さやかに川の音。
ちょっといい、古宿日和・・・

源泉露天風呂付客室全28室
川辺の露天風呂・湯処「 喜久の湯 」・川辺の足湯・
山景ラウンジ・ライブラリー&湯上りラウンジ・マッサージ&エステサロン

個室ダイニング「 風とオルゴール 」

  空が一刻として同じ彩ではないように 

風がその音色を一瞬ごとにかえるように  

  お料理との出会いもまたかけがえのない一瞬。

羽釜から湯気立つオープンキッチンで仕上げるアツアツ ほかほかの逸品。
タイミングにあわせて供される美味しいお料理。
旬は瞬。
ひとつひとつのお皿の向こうに心地良い風景が広がります。

一階湯処には、せせらぎをまじかに聴く川沿いに、男女で趣向を変えた露天風呂と内湯、
風情溢れる足湯もありました。

                喜久の湯

暦元年征夷大将軍坂上田村麻呂が東征の折り、京都清水寺より守り本尊として
観音像を受け、烏帽子の中に棒持して蝦夷征伐の途につきました。

連日連夜の苦難を乗り越え、当地方に到着した折の一夜、近くに霊泉があるとの
観音様のお告げによりこの温泉を発見し、部下将兵の創疫に霊効あったと伝えられ
ています。

当地の温泉は寛永年間(1624年)頃から盛んに利用されるようになったと伝えられ、
天保元年(1830年)頃から湯治宿として開業、慶応3年(1867年)7月には盛岡藩
南部利剛が立ち寄っています。