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弘前城天守と桜   4月25日

                    内濠埋め立て観光通路入口


日本一の規模を誇る弘前公園の桜は、正徳5年(1715)津軽藩士が25本のカスミザクラなどを
京都から持ち帰り、城内に植えたのが始まりと云われています。

左上は本丸・ソメイヨシノが散り始める頃、沢山の八重紅枝垂れが見ごろを迎え、展望台からは残雪の美しい岩木山も眺望できます。 

明治に入って、荒れ果てた城内を見かねた旧藩士 菊池楯衛が、ソメイヨシノ1000本を植栽。
しかし、平民の花見は許さんと、一部士族の迫害を受けましたが、明治30年代に再び1000本を植栽。
その後も市民からの寄付は続き、大正に入るとお城の周りは見事な桜で埋まりました。

大正7年(1918)弘前商工会が初めて観桜会を開きました。
現在、公園内には、ソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、八重桜など、約50種類2600本の桜が咲き誇ります。

また、花びらが舞うころ、西濠にある桜のトンネルをくぐったり、
水面に写るドラマティックな桜を眺めるのも素敵で、ライトアップされた夜桜も艶麗な美しさです。

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【来て!観て!桜! 咲いた咲いた ひろさきウィーク】

平成27年4月18日(土)〜4月22日(水) ※準まつり期間
桜の早咲きに対応して、4/18〜4/22まで準まつり体制として夜間ライトアップや露店の営業などを行いました。


弘前城本丸石垣修理工事に伴い、内濠の水は抜かれ、埋め立てられた状態となっています。
★この石垣修理工事を「今しか見れない貴重な機会」ととらえ、埋め立てられた濠に立って、
下から天守を間近で仰ぎ見ることができます。


観光客の多いこの区域はカメラの三脚は使用禁止です。

【来て!観て!桜! まだまだ咲いてる〜あんな桜・こんな桜〜 ひろさきキャンペーン】
平成27年5月1日(金)〜5月6日(水祝) ※弘前さくらまつり後半
「桜守による特別サクラ鑑賞ツアー」や「櫓と城門の特別公開」など特別イベントを企画中です。


              
                   埋め立て観光通路からの下乗橋

【来て!観て!桜! 花吹雪・花筏 ひろさきウィーク】
平成27年4月23日(木)〜4月30日(木) ※弘前さくらまつり前半
(外濠はこれまで通り、水面に映る桜や花筏をお楽しみいただけます。)

天守では、これまで弘前城弘前藩に関する歴史資料の展示が行われてきましたが、
天守曳屋工事に備えるため、この期間は展示品がない状態での公開となります。
(さくらまつり終了後、天守を閉館して曳屋工事の準備に入ります。)

津輕は例年になく、12月から豪雪。
来る日も来る日も除雪作業に追われました。

氷点下10度、吹雪の寒い日もありました。
厳しい冬が終わり、コバルトブルーの澄み切った青い空と太陽の光りの暖かさに感謝。

雪どけが始まる頃から弘前公園のさくらの開花が気になり始めます。
高低差の激しい春先の気候に一喜一憂。
今年もまた弘前公園さくら守りのみなさんに見守られ、見事に咲いてくれました。
厳しい冬を共に乗り越えたさくらたち。

「 もういつ死んでもいい! 」・・・弘前公園を訪れた観光客の皆さんが一同に
つぶやきます。

弘前公園のさくらに恋をし、花吹雪に失恋・・・
待って待って待たされて・・・パッと咲いてパッと散る。
毎年、この季節、美しいさくらにわたしの心は翻弄させられます。